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PLEK Station — GIB Hyogo

その弾きにくさ、数値で見えます。

PLEK(プレック)は、弦を張ったままネックとフレットの状態を1/1000ミリ単位で計測し、必要なぶんだけフレットを整えるドイツ生まれのマシンです。GIB兵庫店では、その計測データとベース専門店スタッフの調整を組み合わせ、一本ごとに仕上げます。

PLEK Station 本体
01 — ABOUT

PLEKとは

PLEKは、ギターやベースを演奏時と同じようにチューニングした状態でセットし、ネックの反り、フレット1本ずつの高さ、弦高を計測して、数値とグラフにする機械です。たとえるなら、楽器の精密検査です。

検査で終わらず、治療までできるのがPLEKの特徴です。計測結果をもとに、どのフレットをどれだけ整えればよいかをコンピューター上で確かめてから、専用の刃で必要なぶんだけ削ります。

GIB兵庫店に設置されたPLEK Stationを操作するスタッフ
02 — WHAT IT DOES

PLEKでできること

FEATURE 1

弦を張ったまま、弾くときの状態で測る

弦を張ったネックには大きな張力がかかり、弦を緩めたときとは反り方が変わります。PLEKは接触式のセンサーフィンガーで、チューニングした状態のまま計測します。

FEATURE 2

弦ごと・フレットごとに数値で見える

ネックの反り、フレット1本ずつの高さ、弦高を、弦ごとにグラフで表示します。「なんとなく弾きにくい」の原因がどこにあるのかを、目で確かめられます。

FEATURE 3

削る前に確かめ、必要なぶんだけ削る

どのフレットをどれだけ削るかを、加工の前にコンピューター上で確認します。削る量を必要なぶんに抑えられるので、フレットを長く使えます。

FEATURE 4

計測データが残る

スキャンしたデータは楽器ごとに記録されます。次に調整するときも、同じ基準で前回の状態と比べられます。

PLEKのスキャン画面。ベースのA弦について、設定した弦高と実際の弦高、フレットの高さ、指板の反りが表示されている
緑の線設定した理想の弦高と、理想のフレットのライン
オレンジの線実際に計測した弦高と、フレットの頂点を結んだライン
黄色の帯弦高の許容範囲。数字はフレットごとの高さ(mm)

GIB兵庫店で実際に計測したベースの画面です。

03 — WHY GIB

機械だけでは、良くならない。

PLEKが出すのは正確なデータと、正確な加工です。そのデータをどう読み、どんな仕上がりを目指すかは人が決めます。GIBはベース専門店として、そこを担います。

ベース専門店のスタッフが担当

多弦やロングスケールを含め、日々ベースを扱っているスタッフがPLEKを操作し、調整まで一貫して行います。

データをもとに、手で仕上げる

ネック(トラスロッド)、弦高、ピックアップの高さ、オクターブ。PLEKすり合わせを行うコースではナットも調整します。数値を見ながら、最後は手作業で整えます。

好みに合わせる

「1・2弦側は低め、5弦は高め」といったご希望にも対応します。弾き方や好みを伺ってから、目指す状態を決めます。

「完璧なギター」は実際には存在しません。プレーヤーの好みは大きく異なり、ある人が完璧だと思うセッティングを、別の人は好まないこともあります。だからこそ、PLEKで加工する前に、プレーヤーの意見と演奏スタイルを考慮することが最も重要なのです。Nick Gloeckner — PLEK サポート責任者
04 — FOR WHOM

こんなお悩みに

お悩みを開くと、GIBからの回答を読めます。

・なんとなく弾きにくいが、原因がわからない

PLEKスキャンで、ネックがどこからどのくらい反っているか、フレットの高さが揃っているかを、数値とグラフで確認できます。原因が見えれば、何を調整すればよいかが決まります。まずはスキャンだけでもお試しください。

・ローポジションの押弦がしんどい、ハイポジションの音が詰まる

弦高、ネックの反り、ナットの高さ、ハイポジションのフレットの高さなど、原因はいくつか考えられます。PLEKで弦ごとに計測して原因を特定し、セットアップとPLEKすり合わせで整えます。

・特定のフレットだけビビる

PLEKはフレットの高さを、弦ごとに1本ずつ計測します。どの弦の、どのフレットが原因なのかをグラフで確かめたうえで、PLEKすり合わせで必要なぶんだけ整えます。

・特に不満はないけれど、今の状態を知っておきたい

「PLEKスキャン」は、計測と診断だけを行うコースです。不満のない楽器でも、ネックのねじれやフレットの減りが見つかることがあります。結果を見てから、調整するかどうかを決めていただけます。

・弦ごとの音量や鳴り方を揃えたい

弦ごとに弦高とフレットの状態を計測し、ばらつきを整えます。セットアップでは、ピックアップの高さもあわせて調整します。

・複数のベースで弾き心地を揃えたい

PLEKでスキャンすると、弦高やネックの状態が数値で記録されます。基準にしたい一本の数値を目標にして、ほかのベースを調整できます。

05 — BEFORE / AFTER

仕上がりはデータでわかる

GIB兵庫店でPLEKによる施術をしたベースの、加工前と加工後の計測画面です。

加工前のPLEKスキャングラフ
BEFORE
ハイポジションで、フレットの頂点を結んだ実測ライン(オレンジ)が、理想のカーブ(緑)から浮いています。
加工後のPLEKスキャングラフ
AFTER
実測ラインが理想のカーブに重なり、弦高も許容範囲(黄色の帯)に収まっています。
06 — PROCESS

作業の流れ

フルコース(セットアップ・PLEKスキャン・PLEKすり合わせ)の一例です。コースや楽器の状態によって変わります。

ご予約・お預かり

GIB兵庫店へのお持ち込みのほか、GIB横浜・TONIQ横浜へのお預け、郵送でも承ります。

ヒアリング

気になる症状、弾き方、弦高のお好みを伺います。普段お使いの弦を張った状態でお預けください。

PLEKスキャン

弦を張ったまま、ネックの反り・フレットの高さ・弦高を計測します。ご来店の場合は、画面を見ながら結果をご説明します。

ネック調整とシミュレーション

トラスロッドでネックを整え、どのフレットをどれだけ削るかを画面上で決めます。

フレットのすり合わせすり合わせコース

弦を外して再度スキャンし、PLEKがフレットを1本ずつ必要なぶんだけ削ります。

セットアップと最終計測

ナット、弦高、ピックアップの高さ、オクターブを調整し、もう一度スキャンして仕上がりを確認。お渡し、またはご返送します。

PLEKの計測結果をスタッフと一緒に確認するお客様 計測データをもとにベースを調整するスタッフ
07 — COURSES

コースと料金

状態を知るだけのスキャンから、フレットのすり合わせまで。目的に合わせて選べます。

PLEKスキャンまず今の状態を知りたい方に

  • PLEKスキャン
  • 状態の診断
¥4,400

セットアップ調整だけ済ませたい方に

  • ネック調整(トラスロッド)
  • 弦高調整
  • ピックアップ高さ調整
  • オクターブ調整
¥4,400

セットアップ + PLEKスキャンデータをもとに調整したい方に

  • PLEKスキャン
  • ネック調整(トラスロッド)
  • 弦高調整
  • ピックアップ高さ調整
  • オクターブ調整
¥8,800

おすすめ
セットアップ + PLEKスキャン + PLEKすり合わせ弾きにくさを根本から見直したい方に

  • PLEKスキャン
  • PLEKすり合わせ
  • ネック調整(トラスロッド)
  • 弦高調整
  • ピックアップ高さ調整
  • オクターブ調整
  • ナット調整
¥18,700

ご購入時の同時施術楽器のご購入と同時にお申し込みの方に。内容はフルセットと同じです

  • PLEKスキャン
  • PLEKすり合わせ
  • ネック調整(トラスロッド)
  • 弦高調整
  • ピックアップ高さ調整
  • オクターブ調整
  • ナット調整
¥13,200
ファンフレット仕様のベース+¥11,000
マルチスケールの楽器は追加料金がかかります。お預かりでの施術となり、納期は追加で1週間頂戴しています。
納期の目安2時間程度
GIB兵庫店お持ち込みの場合。GIB横浜・TONIQ横浜へのお持ち込みは通常1週間程度です。
08 — VOICES

お客様の声

メト 様GIB兵庫店でPLEK

PLEKでネックの反りやフレットの状態を数値で確認でき、自分では気づけなかった弾きにくさの原因が明確になりました。

施工後は押弦が楽になり、ハイポジションの音詰まりも改善。スライドや音のバランスも良くなり、好みに合わせた丁寧な調整にも大満足です。

全文を読む

診断前のベースの状態として、「おそらくネックが少し反っているからいつもより弾きにくい」程度の認識でした。しかしPLEKでネックがどの部分からどのくらいのカーブで反っているのかグラフで理解することができ、さらに弦ごとにフレットの高さを小数点以下数値まで細かくわかるので、「ハイポジションのフレットの高さがガタガタだから弾きにくい」など自分ではわからなかったベースの現状を細かく知ることができ、それだけでもやってよかったと思います。PLEK前は5弦の1〜5フレットあたりを抑えるのがしんどさがあり、ハイポジションの音の伸びが悪くもこもこしていたのですが、PLEK後は5弦の押弦のしんどさがなくなり、ハイポジションの音も綺麗になり音詰まり感がなくなったと感じます。

他にも、スライドがスムーズになった、全体的に音のバランスがよくなり、音の輪郭もはっきりして、ベース本来のポテンシャルを発揮してくれたと思います。

ベースの仕上がりの状態も「1・2弦側は低めで5弦は高い方がいい」という厄介な要望にも丁寧にご対応いただき、そういった個人の好みにも柔軟に対応してもらえるのが、GIB兵庫店でPLEKする最大のメリットだと思います。

しょーかき 様GIB兵庫店でPLEK

もともと不満は無いベースでしたが、診断データを見ると想像以上にネックがねじれていたり、フレットが低い状態だったことに驚きました。

調整後は単純に弾きやすくなったことに加えて、全弦の音量バランスがとても良くなり、音色も煌びやかなハキハキとした印象へ変化したのを感じました。

全文を読む

もともとフレット切削のイメージが強かったですが、今回はPLEKによる診断データに基づいたロッド・ナット等の全体的な調整を行っていただきました。

PLEK前から特にこれといった不満が無いベースでしたが、診断データを見ると想像以上にネックがねじれていたり、フレットが低い状態だったことに驚きました。

スタッフさんによる調整後は、単純に弾きやすくなったことはもちろん、全弦の音量バランスがとても良くなり、調整前のくぐもった音色からハキハキとした音色へ変化したのを感じました。

特筆したいのは、「PLEKをするだけで音が良くなる!」ではなく、GIBスタッフさんのベースに対する知識や調整力、技術力の高さがあるからこそ、PLEKと組み合わせることで楽器のポテンシャルを最大限引き出せるのだと思います。

うー 様GIB兵庫店でPLEK

PLEK後は、1弦から5弦まで弦ごとの鳴り方がかなり揃った印象があります。特に5弦の低音でも音がぼやけず、1弦も細くならずにしっかり鳴るのが良かったです。どの弦・ポジションを弾いても音の立ち上がりが揃っていて、低い弦高でもしっかり弾けるのが印象的でした。

09 — FROM THE MAKERS

PLEK開発チームに聞きました

PLEKを開発・製造するドイツのA+D Gitarrentechnologie社に、GIBから質問を送りました。創業者をはじめとする3名の回答です。

  • Gerd Anke
    Gerd Ankeゲルト・アンケ創業者・開発者(元 共同CEO)
  • Michael Dubach
    Michael Dubachミヒャエル・ドゥバッハCEO
  • Nick Gloeckner
    Nick Gloecknerニック・グロックナーサポート責任者

写真提供: Plek(plek.com)

Q01PLEKの開発を思い立った、最初のきっかけは何ですか?

Gerd1989年、地元のギター職人に自分のギターをセットアップしてもらったところ、ひどい仕上がりでした。これなら自分で改善できる、と思ったのです。

Q02弦高はどのような仕組みで測定しているのですか?

Gerd接触式のセンサーフィンガーが、弦の上面と、1フレット・12フレットを測定します。

Michaelすべての測定は、接触式のセンサーフィンガーを使って行われます。

Q03PLEKが示す「理想値」は、どうやって計算されたものですか?

Gerdテスト用の楽器に電気的に接続したフレットを使い、アタックの異なる複数のプレーヤーからデータを集めました。そのデータを分析して導き出したのが、現在Plekソフトウェアで使われているアルゴリズムです。

Michael最適な形状の正確な計算方法は企業秘密ですが、ギター職人やプレーヤーの経験に基づいています。言い換えれば、Plekのソフトウェアには弦楽器に関する何世紀にもわたる経験が凝縮されています。このマシンが行っているのは、非常に熟練した経験豊富なギター職人が行うことと同じなのです。

Q04演奏者のピッキングの強さ(指弾き・スラップ・ピック)は、調整にどう反映されますか?

Gerd基本的には、プレーヤーのアタックがリリーフ(ネックの順反り量)と弦高を決めます。アタックが強いほど弦高は高く、リリーフも大きくなります。ただし弦のゲージが太ければ、弦高を低く、リリーフを小さく抑えたままでも、より強いアタックに対応できます。

Nickアタックが強いほど、フレットバズを避けるために弦高を高くする必要がある、というのが基本ルールです。ただ、フレットバズをどこまで許容できるか、何を弾きやすいと感じるかは、プレーヤーごとに異なります。

Q05ネックが反る原因として、いちばん影響が大きいものは何ですか?

Nick弦の張力、気候の変化、そして湿度です。

Q06「完璧な状態のギター」は、具体的な数値で証明できると思いますか?

Gerdいいえ。「完璧なギター」は存在しません。完璧なギターは、プレーヤーごとに違うからです。

Nick「完璧なギター」は実際には存在しません。プレーヤーの好みは大きく異なり、ある人が完璧だと思うセッティングを、別の人は好まないこともあります。だからこそ、PLEKで加工する前に、プレーヤーの意見と演奏スタイルを考慮することが最も重要なのです。

Michael個々のプレーヤーに合わせて仕上げることはできても、誰にでも合う「完璧」はありません。車や靴と同じで、見た目や音、使い心地を気に入ることはあっても、それが「完璧」かどうかは、誰がどんな場面で使うかによって変わります。とはいえ、弦高とネックのリリーフのように、互いに一定の関係にあるべきパラメータは存在します。

Q07完璧にPLEK調整された楽器でも、「人の手のほうが良い」と感じる部分はありますか?

Gerd手作業によるフレットの磨きです。

Q08世界中で、現在何台のPLEKマシンが稼働していますか?

Michael約200台です。

10 — FAQ

よくあるご質問

Qスキャンだけお願いすることはできますか?

できます。「PLEKスキャン」(¥4,400)は、計測と診断だけを行うコースです。結果を見てから、調整やすり合わせに進むかどうかを決めていただけます。

Q兵庫まで行けないのですが、依頼できますか?

できます。GIB横浜、TONIQ横浜でお預かりし、PLEK本体のあるGIB兵庫店で施術してお戻しします。郵送でも承ります。

Q弦は張り替えてから預けたほうがいいですか?

いいえ。張り替えなくても施工可能です。GIBのスタッフが弦交換することも可能ですので、お気軽にお申し付けください。

Q新品の楽器にも意味はありますか?

あります。新品の楽器でも、PLEKで改善できる余地のあるものは非常に多くあります。まずはスキャンだけでも、ぜひお試しください。

Qファンフレット(マルチスケール)のベースも対応できますか?

対応できます。ファンフレット仕様のベースは、+¥11,000の追加料金がかかります。また、お預かりでの施術となり、納期は追加で1週間頂戴しています。

Q納期はどれくらいですか?
  • GIB兵庫店へのお持ち込み: 2時間程度
  • GIB横浜、TONIQ横浜へのお持ち込み: 通常1週間程度

※場合によって異なります。詳しくはお問い合わせください。

11 — ORDER

ご依頼方法

PLEKの施術はGIB兵庫店で行います。ご依頼の方法は3つです。

WAY 1

GIB兵庫店に持ち込む

スキャンの結果を、画面を見ながらその場でご説明できます。

WAY 2

受付店に預ける

GIB横浜、TONIQ横浜でお預かりし、兵庫店で施術してお戻しします。

WAY 3

郵送する

問い合わせフォームからご連絡ください。送り先と手順をご案内します。

PLEK施術店

GIB(Geek IN Box)兵庫店

住所
〒661-0977 兵庫県尼崎市久々知2丁目25-15
営業時間
11:00–19:00(定休日なし)
電話
06-6430-9330
メール
gib.hyogo@bassick.jp
GIB横浜横浜市西区平沼1-6-17 アスティハウス3F|11:00–20:00(定休日なし)|045-594-7308
TONIQ(Guitar Shop TONIQ)横浜横浜市西区平沼1-4-8 丸山ビル1F|11:00–19:00(定休日なし)|045-548-3776
12 — CONTACT

問い合わせフォーム

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